

科学技術のまち、つくばで
先端技術の社会実装に挑戦。
中山 崇太郎
2018年入社。食品や飲料を扱う物流センターで物流業務を経験した後、2023年4月よりつくば市役所科学技術戦略課にキャリアインターンシップ(出向)。同課ではモビリティ領域を担当。
PROJECT
PROJECT
プロジェクト
中山 崇太郎
2018年入社。食品や飲料を扱う物流センターで物流業務を経験した後、2023年4月よりつくば市役所科学技術戦略課にキャリアインターンシップ(出向)。同課ではモビリティ領域を担当。
沼尻産業は行政と共につくば地域の活性化に取り組んでおり、その取り組みの一つに自治体へのキャリアインターンシップがある。自治体から要請を受け、キャリアインターンシップとして若手社員を2年の任期で出向。つくば市役所科学技術戦略課にキャリアインターンシップ中の中山は、物流企業出身者としてドローン配送や自動追従ロボットなどの先端技術の実用化に挑戦している。

新しい分野に
飛び込みたい。
「スーパーシティ型国家戦略特区」に指定されたつくば市は、先端科学技術を社会に実装し、地域課題を解決することを目標に掲げています。その最前線で活動しているのが、市の科学技術戦略課。現在約20人が在籍し、私は物流企業出身者として、ドローン配送や自動追従ロボットなどモビリティ領域の実証実験を担当しています。キャリアインターンシップ前は会社の飲料センターで現場業務を行っていました。ちょうど別の部署に異動するタイミングでこの話をいただいたのですが、これまでの仕事とはまったく異なる分野だったので、逆 に「挑戦してみたい!」という気持ちが強く湧き上がってきたんです。


ロボットの活用で、
暮らしを便利に。
自動追従ロボットとは、あまり耳慣れないかもしれませんが、荷物を自動で運んでくれる台車のようなロボット。例えばスーパーで買い物した人がロボットに荷物を載せると、センサーを使って後を追いかけてきてくれるんです。足腰の弱い高齢者や重たい物を抱えた人にとっては、すごく便利なロボットですが、実際どのくらいのニーズがあるのか、活用した場合どんな問題が発生するのか、それらを検証する実証実験が必要でした。畑違いの仕事で最初は戸惑いましたが、まずは参加してもらうモニター探しからスタート。あるマンションの管理組合の方々にお願いし、実際に買い物で 使っていただいたのですが非常に好評で、皆さん楽しそうでしたね。
物流の未来とともに。
キャリアインターンシップは2年という期限がありますが、科学技術戦略課の皆さんからは日々刺激をもらい、自分自身も大きく成長することができました。未経験の仕事でもこうしてやり遂げられたのは、沼尻産業のコミュニケーションを大切にする社風が影響しているのかもしれません。そのため、キャリアインターンシップ先でも周りと自然に打ちとけられ、円滑な人間関係を築けました。物流業界はこれから大きく変わっていく はずです。ドローン配送やロボットを使う、そんな未来は意外とすぐにやってくるかもしれません。そのときにこの場所で得た経験はきっと役に立つはず。物流の未来も、自分の成長も、今からとても楽しみにしています。

